
逆説的教育法(5/6)
#5 逆説的教育法「Aさせたいときに、Aするなと指示する」
ここで、逆説的教育法の登場です。
「Aしたいけど、Aしたくない」という葛藤状態にある子どもに対し、
「Aしたほうがいいよ」と指示を出します。
すると、子どもは咄嗟に「でも、Aできないんです…」と答えます。
一方、「Aは無理だな。しないほうがいいね。」とこちらが指示すると、
「でも、Aしないとまずいですよね。」と子どもは答えます。
シーソーのバランスを取るように、
こちらの指示の反対側の立場を子どもは取る。
そこで、こちらはしぶしぶと自分の出した指示を取り下げます。
今回だったら、「10ページは無理だろう。やめなさい。」という指示に対して、
子どもは「いや、やれると思います。ここは理解しないとまずいし。」と
答えるわけです。
そこで、ぼくは、
「えー……
結構、大変なんだけどなあ…
まあ、無理しない程度にがんばりなよ。」
と残念そうに自分の提案を取り下げます。

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